巻き起こる「首店開設」ブーム
今年に入って、多くの国内外化粧品メーカーが新たな成長ポイントの模索に向けた取り組みを強化し、リアル小売業における化粧品ブランドの「首店開設」ブームが盛り上がりを見せている。
「首店」とはブランド側の初のグローバル旗艦店や、中国一号店、地域一号店、コンセプトストア、ポップアップストアなどを指す。これらの店舗は斬新なビジネスモデルやサービス手法、ユニークなデザインなどを通じて、消費者の想像を超えた商品やサービスを提供し、消費意欲を刺激し、消費トレンドをリードするのが狙いだ。
化粧品分野の専門メディア「FBeauty未来迹」の統計によると、今年1月から7月にかけて、中国各地で42の国内外の化粧品ブランドの「首店」が開設され、平均で毎月6店の「首店」がオープンしている。1月だけでフランスの香水ブランド「メモパリ」や、英国のメイクアップブランド「シャーロット・ティルブリー」、中国のスキンケアブランド「璦科縵」を含む九つの国内外ブランドが各地で「首店」として相次ぎオープンし、8月8日には、米国のヘアケア・スキンケアブランド「マリン アンド ゴッツ」の「中国一号店」も上海の新天地にオープンした(表参照)。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。