社内ベンチャーから新提案に着手

プレジャーグッズで知られるTENGA(テンガ)の社内ベンチャーからスタートしたテンガヘルスケアは、パートナーとのセクシャルなコミュニケーションの課題解決を通じて、妊娠・出産に前向きな夫婦のサポートに挑む。テンガは、設立当初からプレジャーグッズで得た知見を医療分野に応用することを模索。2015年に社内ベンチャーを立ち上げ、性の視点から妊娠・出産を見つめた商品やサービスで妊娠・出産を考える人々に寄り添う事業を本格化。テンガマーケティング部国内マーケティング部の本井はるグループマネージャーは次のように言う。

「男性の妊活への参加度があまりにも低いことに課題感を持っていました。一方で、弊社にも相談の電話がかかってくる機会も増え、悩みを抱えている人が少なくないことも判明。とはいえ男性が何も分からないままいきなり医療機関を受診するのは非常にハードルが高い。それを少しでも下げてきっかけをつくってもらうサービスを提案したいと考えました」

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