ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング(以下、ユニリーバ)は、約40年にわたり“毛髪科学”を研究し続け、髪悩みに応じてタンパク質に着目した、新ヘアケアブランド「NEXXUS(ネクサス)」の日本初上陸を決定。2月15日10:00より楽天にて先行発売、4月10日より全国発売を開始する。

「NEXXUS」は、美容師であり科学者である創始者ジェリ・レディング氏によりアメリカで1979年に誕生し、アメリカでは数々の賞を受賞する、実績のあるブランドだ。

ブランド創設から約40年、髪の約9割を構成するタンパク質に着目し、分子レベルで研究を重ねてきた。その研究から、ダメージ度合に応じて髪から失われるタンパク質は異なるという「タンパク質ロス」の事実を発見。この事実に基づいて、髪の悩み別に必要なタンパク質の構成成分に着目し、新発想の「“髪悩み別”タンパク質由来成分」を開発した。

この度、アジア初・日本初上陸するにあたり、日本人の代表的な髪悩み“ダメージヘア”、“うねりヘア”をターゲットにした、日本向け新製品「インテンスダメージリペア シリーズ」、「スムース&マネージャブル シリーズ」の二つのシリーズを発売することとなった。

発売に先立ち、2月14日には東京・渋谷区にて発表会を開催。シニアブランドマネージャーのPaulene Ong氏に続いて登壇したブランドアシスタントの和泉賢人氏は、プレミアムアイテムを中心に年々拡大し続けている日本のヘアケア市場参入の理由を説明した。

同社が行った消費者調査では、30代・40代の女性の75%の方が、現在使用しているシャンプーに満足しておらず、その理由として「効果・性能」の割合が高くなっているという。同ブランドは、長年の研究からダメージ度合に応じて髪から失われるタンパク質は異なるという「タンパク質ロス」という状況を突き止め、髪悩み別にタンパク質の構成成分に着目した新発想の処方設計を実現。これが、現状のシャンプーに満足しておらず、特に効果・効能に対しての不満を持つ人たちの需要を満たせると判断した。

今回発売する2シリーズは、特に日本の髪悩みとして上位に挙がる「ダメージ」と「うねり」に合わせて新開発商品。ダメージやパサつきが気になる人には加水分解ケラチンタンパク(補修成分)を配合した「インテンスダメージリペアシリーズ」、うねり、くせ、広がりが気になる人には加水分解エラスチンタンパク(保湿成分)を配合した「スムース&マネージャブルシリーズ」を設定し、シャンプー(ボトル440グラム、つめかえ350グラム)、トリートメント(ボトル440グラム・つめかえ350グラム)、ヘアマスク(270グラム、220グラム)、ヘアオイル(100ミリリットル)の全4品をそれぞれ展開する。

発表会では、製品紹介、技術紹介に加え、後半にはトークセッションも開催。ビューティープロデューサーの美香氏、美容ジャーナリストの永富千晴氏をゲストに招き、和泉氏とともに新製品について語り合った。

月刊『国際商業』2023年04月号掲載

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