2021年6月7日、ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングは新たな営業戦略について記者会見を行った。会見では、同年1月より同社で最年少役員かつ初の女性営業本部長に就任した篠原亜季取締役副社長兼営業本部長が登壇。21年1月から導入された「ユニリーバ・コンパス」とそれに基づいた新たな事業戦略、営業戦略を説明した。コロナ禍で社会がめまぐるしく変化する中、ユニリーバは企業としてのパーパス（目的・存在意義）の重要性を再認識。不安な時代だからこそ企業とブランドを信頼してもらえるようなパーパスを持っている企業であり、ブランドを持つべきだと決意を新たにしている。
篠原亜季取締役副社長兼営業本部長
そのために導入したのがユニリーバ・コンパスだ。これは企業成長とサステナビリティを統合した事業戦略で、パーパスの「サステナビリティを暮らしの“あたりまえ”に」はそのままに、新しくビジョンとして「サステナブルなビジネスのグローバルリーダーへ」を明確に掲げたほか、ビジョンを捉えるために注力するカテゴリーや地域、アクションを設定した。
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