仮想空間を使って生産性向上を後押し
「これからはデジタル化の時代であり、人口が減っていく時代。一人一人のポテンシャルを引き出しながら商品を生産する仕組みを追求しました」。ロート製薬のマザー工場「上野テクノセンター(三重県伊賀市)」に新しい工場棟(C棟)が完成し、2022年9月に稼働。冒頭の言葉は、10月26日に行ったオープニングセレブレーションで、山田邦雄会長が述べたものだ。
新工場のコンセプトは「人と環境にやさしいスマート工場」。C棟は、質の高い一般用医薬品や高機能化粧品の需要拡大に対応するため、I・IoT(Industrial Internet of Things,製造業のモノのインターネット)やAI、地中熱を活用し、生産能力の向上と国際的な医薬品製造基準への対応を行っている。
上野テクノセンターC棟の投資額は85億円。肌ラボ、スキンアクア、メンソレータムAD、メンソレータムメディクイック、メンソレータムエクシブ、リグロなどスキンケア製品を生産する
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