ライオンは一般用医薬品分野において、将来にわたってより安定的な生産供給体制を確立するために、稼働から一定の年数が経過している現医薬品工場に代わる新工場を同社の小田原工場(神奈川県小田原市)の敷地内に新たに一般用医薬品の工場を建設し、生産を移管することとした。今回建設する新工場は、生産工程における省力化を実現するとともに、投資判断においてはICP(インターナルカーボンプライシング)を活用しており、CO₂排出量を低減するなど環境にも配慮した設計となっている。
[新薬品工場の概要]①建設予定地=神奈川県小田原市田島100②建設予定敷地面積=約4800平方メートル③主要生産品=解熱鎮痛薬④投資規模=約180億円⑤着工時期(予定)=2023年3月⑥稼動開始(予定)=2025年中