ライオンは、使用済みハブラシを回収してリサイクルするプログラムを2015年から実施。21年10月~22年9月までの1年間で、20万9184本のハブラシを回収した。また、15年5月の開始から7年5ヵ月での累計本数が100万本を超え、110万6791本となった。
ライオンは、15 年からテラサイクルジャパン合同会社と提携を開始。アジアで初めて、使用済みハブラシを回収し熱溶解の後、再生プラスチックとして植木鉢等にリサイクルをしている。
同プログラムでは、参加希望者が個人・学校・団体などの単位で事前に「ハブラシ回収プログラム」ホームページから参加登録し、自ら回収ボックスなどを設置して、ハブラシを集める。使用済みハブラシが2kg以上(約200 本)集まったところで、集荷依頼をする仕組みとなっている。
また、回収量に応じてテラサイクルポイントが付与され、植木鉢等のリサイクル製品への交換や、任意のNPO団体・教育機関への寄付に使用することができる。
なお、2022 年9月末時点の登録アカウント数は1122 拠点で、医療関係、学校、企業など多くの団体と個人が登録している。