2022年10月24日から26日の3日間にわたりインテック大阪の1.2.3.4.5号館にて開催された「ビューティーワールド ジャパン 大阪」が大盛況のうちに閉幕した。第17回目となる同見本市では、400社(国内383社、海外17社)が出展。来場者は3万3112名に達し過去最高記録を更新、新型コロナウイルス蔓延前の2019年10月の開催実績(2万8566名)を大きく上回る結果となった。

「ビューティーワールド ジャパン 大阪」は、今回も業界のキーイベントとして活発な商談と最新情報を発信する場を提供。今年も同イベントが啓発活動の一環として取り組む「美容機器の基礎知識セミナー」を実施。その他、エステティシャンを対象に「基礎から学ぶ美容機器理論」「安全なサロン運営に必要な業務用機器選びのポイント」の二つの講座には、熱心にメモを取る来場者の姿であふれていた。また、一般社団法人日本エステティック工業会の協力を得て会場内に設置された「美容機器購入の相談コーナー」には今回も多くの来場者が相談に訪れ、正しい知識と最新情報の発信基地として大きな役割を果たした。

毎年大好評の出展者と来場者の効率的な出会いをつくる「スペシャルクーポンブック」がデジタル版になり、より便利にそしてスマートに生まれ変わった。今年は54の出展者が参加し、多くの来場者との出会いにつながった。さらに同見本市専用のスマホアプリも登場。会場マップ、出展者検索、出展製品の写真や出店製品にメモを残せる機能、気になる出展者のお気に入り登録機能など、会場で使える便利なツールとして多くの来場者が利用していた。

出展者からは「とても忙しい3日間だった。質の高い来場者が多く、確度の高いリードを多数獲得できて満足している」「関西エリアでの新規販路開拓を目的に初めて出展したが、関西エリアはもちろんのこと四国や中部エリア、北海道からの来場者もいて期待以上の成果があった」など、多くの喜びの声が集まり、また来場者からは「感染拡大の影響から3年ぶりに来場したが、新しいメニューとして導入できそうな新製品が多くてとても参考になった」「ここに来れば業界の今と将来のトレンドが分かる、事業計画を考えるうえで必須の見本市なので毎年必ず来場している。今回も大きな収穫があった」などのコメントが寄せられた。

次回の「ビューティーワールド ジャパン 大阪」は、2023年10月16日(月)〜18日(水)、インテックス大阪にて開催予定。

月刊『国際商業』2023年01月号掲載