花王は、超うす型紙パンツ「リリーフ まるで下着」(ノープリントプライス)を10月22日に改良発売する。

サイズラインアップは「M~L」と「L~LL」の二つで、それぞれ「ホワイト」「ピンク」「ブルー」のカラー展開。「M~L ホワイト」は2枚入、17枚入、42枚入、「同 ピンク」と「同 ブルー」は2枚入、15枚入、38枚入をそろえる。「L~LL ホワイト」は2枚入、15枚入、38枚入、「同 ピンク」と「同 ブルー」は2枚入、13枚入、34枚入をそろえる。

高齢者にとって、出かけるなど体を動かしたり、人・社会との交流を増やすことは、フレイル予防や健康寿命延伸のために重要と言われている。そうした中、「リリーフ まるで下着」は2009年誕生以来、シニアの尿モレの不安をサポートすることで「元気に過ごしてもらいたい」という思いで改良を続けてきた。

今回の改良では、日本女子大学家政学部被服学科の大塚美智子名誉教授と共同で、新スリット吸収体を開発。綿下着のようなはき心地とすっきりとした見た目を実現させた。吸収体にスリットを入れることにより、お尻にしなやかにフィット。股下部分も下着と同じU字曲線になり、もたつきが大幅に軽減。すっきりとした後ろ姿を実現させた。また、安心の2回分吸収(1回の排尿量150ミリリットルとして)で、素早く吸収&消臭する。

花王の調査によると、尿モレ症状がある60~89歳の女性の約4割が「尿モレ不安により、おでかけや人と会う頻度が減った経験がある」と回答している。また、約6割が「紙パンツを履いているとき、周りの目が気になる」と回答しており、特に、お尻周りや股下の見た目が気になっていることが分かった。

このことから、尿モレ不安や紙パンツ装着時の見た目が、出かけることや社会交流が減る要因の一つになっていると考えられる。そこで今回、綿下着のようなはき心地と見た目を実現するため「リリーフ まるで下着」を刷新した。