売り場とSNSとの連動で新規客をリピーターに引き上げる

カウンセリングはスギ薬局の生命線。お客の肌悩みに合わせたサンプリングを提唱する「悩みソリューション」と「美容メソッドの提唱」の二つの店頭活動を通じてカウンセリング化粧品の会員数の獲得拡大に成功。コロナ禍でも化粧品売り上げの減少に歯止めをかけた。活動の成果を印象付けたのが2022年7月に実施したカウンセリングチャレンジ月間。「実際に店頭で商品を体感したいという人が多いのが分かったのでしっかり応対することが大事だと認識した」と澤田則子取締役ビューティ統括部統括部長は語り、カウンセリングの重要性を強調する。

カウンセリングチャレンジとは資生堂とコラボして実施した体感イベント。全国17店舗に資生堂の化粧品、アベンヌ、エリクシール、リバイタルの各ブースを設置。サンプルだけ提供した人よりもサンプルを渡して実際に店頭でテクスチャーや香りを体感した人の方が、1.8倍も売り上げが高いというデータが判明。そのほとんどが今までスギ薬局で化粧品を買ったことがない新規客で、1日平均50万円を売り上げている。

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