ユニ・チャームは、インドネシア現地法人「PT. UNI-CHARM INDONESIA TBK」のカラワン第一工場において、2022年7月上旬に太陽光発電設備の第一期設置が完了したことを明らかにした。

太陽光発電設備の設置により、年間約800万キロワットアワーを発電し、工場で排出する二酸化炭素(CO2)を年間7241トン削減できるという。なお、7241トンは、インドネシアの家庭で排出されるCO2量、約6515世帯に相当する。

今後もインドネシアの全4工場に太陽光発電設備を設置することで、CO2排出量のさらなる削減を目指す。再生可能エネルギー・省エネルギーを推進する行動の習慣化を社内に広く浸透することで、ユニ・チャームグループが目標としている「2030年までに再生可能エネルギー100%へ切り替え」の達成に貢献していく考えだ。

ユニ・チャームグループの海外工場における再生可能電力の導入は、今回のインドネシア・カラワン第一工場で、ブラジル、タイ、ベトナム、アメリカ、中国に続く6例目となる。

なお、日本国内では、伊丹工場、埼玉工場、三重工場、ユニ・チャームプロダクツの九州工場、四国工場、ペパーレットの静岡県内3工場で導入済み。こうした取り組みにより、ユニ・チャームグループの工場から排出されるCO2は年間約4万4000トン削減できる見込みだ。