コーセーコスメポートは、山梨県南アルプス市と包括的な自然環境保全に向け、さまざまな活動を推進するため、「ユネスコエコパーク×PEACEFUL GREEN PROJECT」パートナー協定を5月19日、南アルプス市役所にて締結。同日に締結式が行われた。

コーセーグループは、南アルプスに次なる生産拠点を置くことを2019年に決定し、山梨県、南アルプス市、コーセーによる立地協定と森林整備協定を締結している。

今回、コーセーコスメポートが締結したパートナー協定は、ユネスコエコパークの理念に賛同し、南アルプス市と連携・協力しながら、SDGsへの貢献とあわせ、地域の発展・振興、美しい自然環境の保全を推進していくことを目的としている。

そうした中、コーセーコスメポートの代表するヘアケアブランド「ビオリス」では、植物の恵みから生まれ、サステナビリティに配慮した商品づくりを進めており、21年1月には「BIOLISS PEACEFUL GREEN」プロジェクトの取り組みを開始。今後、同社が、豊かな緑、美しい水や空気、生き物たちの命を守ることなどに寄与する環境保全活動に向け、取り組みをさらに強化するために、今回の締結に至った。

締結式では、同社の小林孝雄代表取締役社長、佐々木秀世常務取締役、南アルプス市長の金丸一元氏、市議会議長の飯野久氏が登壇。小林社長と金丸市長による署名が行われた。また、締結式に続き、今後の連携・協力、長きにわたる良好なパートナーシップの記として、南アルプス市からコーセーコスメポートへ、タペストリーの贈呈も行われた。

締結式の様子。南アルプスの金丸一元市長(左)と、コーセーコスメポートの小林孝雄社長