ファンケルは、紺綬褒章を受章したと発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う宿泊療養者支援のため、ファンケルが2020年12月に神奈川県の宿泊療養施設へ同社化粧品を寄付したことが認められ、今回の受章に至った。なお、伝達式は2月14日、神奈川県庁にて行われた。

今回の寄付は、「宿泊療養という苦しい環境の中で、少しでも明るい気持ちになってほしい」というファンケルと神奈川県の思いが合致したことで実現。寄付品を受け取った宿泊療養者からは、「外から隔離された無機質なホテルの中で、華やかな化粧品のおかげで気持ちが明るくなった」といった声が多数届いたという。

ファンケル・島田和幸社長(左)と、黒岩祐治神奈川県知事