ロート製薬は、コンタクト用目薬ブランド「ロート Cキューブ」(第3類医薬品・全3種・13ミリリットル・605円)を処方改良と環境に配慮したパッケージにリニューアルし、2月中旬出荷分より、全国の薬局薬店にて順次発売する。

コンタクト装用時の瞳のうるおいをより考えた処方、さらに独自の技術で 防腐剤無添加を実現。また容器ラベルを一部削減、添付文書レスなど使いやすさはそのままに環境へも配慮したパッケージへと刷新される。

リニューアルした「ロート Cキューブ」。左から「ロート Cキューブ」「ロート Cキューブ クール」「ロート Cキューブ アイスクール」

同社は、1909年に「ロート目薬」を発売して以来、目や目薬の研究を行いながら数々の商品を発売してきた。効果効能はもちろんのこと、差しやすさや使いやすさにもこだわり、処方や容器の設計を行っている。

なかでも「ロート Cキューブ」は、コンタクト用目薬として95年に誕生し、「コンタクト装着時のうるおい」にこだわりながら、コンタクトを装着する多くのお客から支持を得るブランドに成長した。お客の声に耳を傾けながら研究を重ね、今回も研究で培った成果をもとに処方をリニューアル。

新たにタウリンを配合し、新陳代謝を促すことで角膜の修復等をサポートし、目の疲れを癒すといった、瞳のうるおいにこだわった処方を採用。また、これまでも配合していたポロクサマー(添加物:溶解補助剤)だけでなく、ポビドン(添加物:粘稠剤)も配合し、差し心地にもこだわった。

さらに、生活のあらゆるところで環境への配慮や工夫を行われるようになるなかで、医薬品としての効果効能はそのままに、目薬のラベルや紙の使用量を削減することで、環境にもやさしい商品として生まれ変わる。従来品と比較し、使い勝手は変わらずに、商品を購入してから使い終わって捨てるまでの行為を通じて、より環境への配慮を行える仕様となった。