コロナ禍でも前年同期比5%の増収を実現

――コロナ禍も2年目となった2021年の化粧品業界の状況をどのように分析していますか。

神崎 19年からインバウンド需要に陰りが見え始め、20年はさらにコロナが追い打ちをかけて、特に大手のブランドメーカーを中心に大きな打撃を受けました。インバウンドの消滅が定着し、それにどう対応していくか、各社がいろいろな施策を講じた結果、21年は前年の20年と比較すると化粧品業界全体では、減少幅が縮小し歯止めが掛かりつつある状況と見受けられます。

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