仏子会社で構築したノウハウをCITE JAPANで発信

――2021年もコロナの影響が続きました。

奧村 日本国内の化粧品市場は、20年に引き続き厳しい状況が続いています。緊急事態宣言が解除され、人流は多くなりましたが、やはりマスク着用常態化が続く限り、化粧品の消費が抑制されてしまいます。目元メイクは好調というのが業界全体の認識ではありますが、19年比ではまだまだ。口紅に至っては一時、19年比30%を割り込んでいたとも聞きますから、非常に厳しい状況であることに変わりはありません。ただ、22年秋以降の商品企画も上がってきているようですから、今年後半からは期待値も含めて復調していくのではないかとみています。

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