あけましておめでとうございます。2020年、21年のコロナ下は、社会、企業、生活の意義を変えました。それもあって、ピンチをチャンスにしようという動きが活発になり、いよいよ22年は企業の真価が問われる年になる、と多くの方々が語っています。この編集ノートをしたためているのは、クリスマス直前の12月23日。オミクロン株の動向は予断を許さないものがありますが、緊急事態宣言が解除された後の数カ月間、多くの方々とのリアルの交流は、非常に価値があるものでした。現場の気持ちを肌で感じる大切さを改めて認識しました。ある経営者は、スペイン風邪の流行も約3年、コロナももう少しではないか、と期待を寄せています。その真偽は定かではありませんが、いずれにせよ、メディアの原点は、読者が興味あるテーマ、場所に足を運び、独自の視点で取材し、分かりやすく伝えること。コロナ下の不自由な生活はしばらく続くかもしれませんが、そのような時だからこそ、メディアの存在意義が問われていると考えます。国内、海外を問わず、生活を豊かにする化粧品、日用品への期待は落ちるどころか、高まっています。業界各社の方針と同じように、小誌は、この1年を勝負の年と位置づけ、両業界の発展に貢献できる情報発信に精一杯努めます。今年もどうぞよろしくお願いします。

月刊『国際商業』2022年02月号掲載

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