ロート製薬が運営をする「BÉLAIR LAB(ベレアラボ)」は、香りのアート展  「5 senses」(https://www.belairlab.com/art/)を9月21日~11月30日まで、オンラインで開催する。同イベントは、香りを直接嗅ぐことのできないオンラインという環境下で、視覚(目)を通して香りを想像する(嗅ぐ)という全く新しい試みのアート展示。香りが感性を刺激し、心が満たされる豊かな時間を日常生活の中に多く生み出していくというベレアラボの新たな挑戦となる。

参加アーティストは、コラージュアーティスト/グラフィックデザイナーの河村康輔、シャンデリアアーティストのキム・ソンへ、画家の中瀬萌、華道家の萩原亮大、書道家の万美の5人。また、9月21日~10月7日まで、東京・有楽町にある体験型ストア「b8ta(ベータ)Tokyo – Yurakucho」にて、一部の作品を展示する。

「5 senses」では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、場所を通じて「におい」や「香り」を感じる機会が減った今、アートを通して香りへの理解を深めることで、「自分にとっての香りとは?」を考えるきっかけを提供する。

 

多くのコミュニケーションがオンライン化され、人や場所、物に直接触れる機会が減り、五感の使われ方にも変化が起きている中、ベレアラボはより豊かな時間を過ごすための一つの要素として「香り」があると考えている。その考えのもと開催する同イベントは、アーティストの感性を通じて「香りを想像する」というエクササイズとなる。例えば、レモンの香りを嗅いで「黄色」を思い浮かべるように、香りは目に見えないものだが、色や形をもっている。

展示テーマ「5 senses」とは「五つの嗅覚、五つの感性」を表しており、参加する5人のアーティストが、調香師クリストフ・ロダミエルの作品を嗅いで受けたインスピレーションからアートを制作し、鑑賞者はその作品を通じて香りを疑似体験することができる。東京・九段にある歴史的建築「kudan house」を舞台に作品を展示し、3D映像化したコンテンツをはじめ、オンラインで香りとアート作品を鑑賞するための仕掛けを盛り込む。作品とそれぞれの嗅覚体験を映像や文字、特別な空間で撮影した3D映像とともに伝えていく。

また、9月8日に公式オンラインストア(https://store.belairlab.com/products/room_fragrance_spray_minibottle_set_3)で発売した、アーティストが作品を制作する際に嗅いだ五つの香りの「ミニスプレーセットCreative Set(クリエイティブセット)」(2970円)を購入すれば、自宅で香りを体験しながらアート作品の理解をさらに深めることができる。なお、同商品は、先着55人限定で5%割引で販売する。

ミニスプレーセットCreative Set(クリエイティブセット)