CITE JAPANは新たな出会いの場として貢献

「これまで業績を支えてきた新規取引先との出会いが難しくなっていた」。パラエルモサの前澤大介専務取締役は、新型コロナウイルスで受けたダメージをこう説明。2020年度は前年比90%と売り上げの落ち込みは避けられなかった。それでもアフターコロナを見据えて新規へのアプローチと、新商品の開発提案に向けた取り組みが動き出している。

「例年よりも興味を持っていただく人が多かった」(前澤専務)のが出会いの場となった5月開催のCITE JAPANだ。親会社の癸巳化成と共同で「色と時間」をコンセプトに出展。時間を朝昼晩に区切り、癸巳化成では朝に合う色、昼に合う色、晩に合う色を、パラエルモサは朝使う化粧品、昼使う化粧品、晩使う化粧品を提案した。中でも来場者の耳目を引いたのが朝の洗顔料。ハイドロゲルという製剤を使用したもので、泡ではなくゲルをクッション剤として用いることで肌に負担をかけず短時間で洗顔ができることを訴求。新しいジェル洗顔を提案した。

新剤型を用いた化粧品開発に力を入れる

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