再春館製薬所は、7月1日、ドモホルンリンクルの[準備3点](化粧落としジェル・洗顔石鹸・泡の柔肌パック)と[日中ケア](光対策 ドレスクリーム)の4製品を、 5年ぶりにリニューアルした。

リニューアルの主眼となったのは漢方理念に基づく「自分の力で負の連鎖のドミノを止める」。そのための鍵はタンパク質であり、“悪玉”のANLと“善玉”のHSPという2種類のタンパク質の量をコントロール増やすことでアプローチ強化を図った。

地球環境やリズム環境、生活環境などあらゆる外的リスクに抗うために進化し、ダメージを受けないようにかつ受けたダメージをケアする準備3点と日中ケアをそろえた。「これらの4品に、肌本来の力を引き出す基本4点を加え、全8品のラインを通してより万全のケアをしていく」(研究開発部今吉裕隆マネージャー)考えだ。

ラインアップは、「化粧落としジェル」(110㌘・5500円)、「洗顔石鹸」(110㌘・5500円)、「泡の柔肌パック」(80㌘・13200円)、「光対策ドレスクリーム」(SPF50+・PA++++・25グラム・5500円)の4品。化粧落としジェルは、摩擦レスな厚みのあるテクスチャーが特長。発酵アルガンオイルや発酵オリーブ果実油などの新原料を追加し、メイク落ちの向上に加え、乾燥小ジワを目立たなくする効果もある。洗顔石鹸では、いかにダメージを与えずに水分を維持するかに着目。肌に潤いを与える白キクラゲを配合した。実は同商品は20年以上前からアミノ酸洗浄成分を使用しており、パイオニアともいえる歴史を持っているアイテムだ。泡パックのフロンティアから改名した泡の柔肌パックは、密着して体温を閉じ込める弾力性のある泡で、スチーム効果とダメージオフを両立。口もとや目もとまでぴったりと覆える生クリームのようなテクスチャーで、顔の隅々まで素肌力を引き上げる。光対策ドレスクリームは、紫外線A波、B波に加え、ブルーライト、またより肌の奥に届くといわれる近赤外線をもカット。新たにブレンドされたベースアップパウダーが塗り込むほどに密着し、より透明感のある肌をかなえる。

発表会では、商品説明の後にデモンストレーションも実施。ドモホルンリンクルの提唱するメソッド「お手当て」体験として、トータルビューティーアドバイザーの水井真理子氏が、モデル自身がケアしている様子を丁寧に解説した。

月刊『国際商業』2021年09月号掲載