再春館製薬所は、ドモホルンリンクルの主力商品である「基本4点」(保湿液〈120ミリリットル・5000円〉、美活肌エキス〈30ミリリットル・1万円〉、クリーム20〈30グラム・1万3000円〉、保護乳液〈100ミリリットル・5000円〉)を12月1日にリニューアル発売。同日にはオンラインで製品発表会を開催した。
通常3~4年で1度行われる同社の製品リニューアルだが、今回は通常よりも長い約5年の月日を掛けて改良。「漢方理念と先端皮膚科学研究の二つで支えられた技術革新で、本質は変えずに、新たに三つの特徴について進化および深化させた」(研究開発部今吉裕隆マネージャー)としている。リニューアル商品の一つ目の特徴は、負の連鎖を止めるメカニズムだ。肌本来の力で若々しさを保つ「HSP」を増やすとともに肌悩みを加速させる「ANL」を抑えるという二つのアプローチで、連鎖的に肌悩みが増える状況からの脱却を目指す。
次に、ナチュラルやオーガニックとは異なる植物の生かし方だ。ナチュラルコスメやオーガニックコスメが展開する「人にやさしい」という文脈ではなく、人間よりも長く地球に生き延び続けている生命力に着目。植物の持つ「生き延びるための生命力」に、人間が一手間加えることによってさらに有効性を高める技法を化粧品製法に応用した。
また、今回のリニューアルでは、新たに台湾製の茶葉である蜜香紅茶とアルプスに自生する高山植物ピンピネラを追加。こうした力強い植物の力を、こだわりの成分配合と肌に届ける技術とを掛け合わせることで、より高い効果感を生みだした。
さらに、基本4点の中でも、「クリーム20」と「美活肌エキス」は、有効成分ナイアシンアミドを配合し、シワを改善しシミを予防する医薬部外品へと進化させたほか、これら4品がお互いを補完し合い、全体を網羅的にケアできるようなライン設計へと改めた。
「人生100年時代という言葉を耳にすることも多くなったが、100年きれいで、健やかでいられるよう私たちのサービス製品で応援したいという思いからリニューアルに至った。通常よりも時間が掛かった分、新しいドモホルンリンクルをご体感いただけるはずだ」とグッドエイジング創造事業本部広告企画/デジタルマーケティング事業部の岩佐昇事業部長は今回のリニューアルへの自信を語った。