スタイリングライフ・ホールディングス BCL カンパニーは、スキンケアとフレグランスを軸に展開するROAlív(ロアリブ)から、ブランドを代表するリップ美容液「ハニーラスター」を刷新し、2025年11月6日から全国の直営店および公式オンラインショップで発売する。価格は各3740円。従来品の特長であるはちみつの配合はそのままに、美容成分の強化と新色の投入、さらにパッケージデザインを一新し、現代的なニーズに対応した製品として打ち出す。
今回のリニューアルでは、唇用美容液「ハニー」と、カラーを兼ね備えた「リップカラー美容液」の2本柱で展開する。「ハニー」は従来以上に保湿と整肌を重視し、美容成分の配合量はカラータイプの約2倍に増量した。配合成分としては、北海道産アカシアはちみつに加え、ビタミンBや3種のセラミド(AP、NG、NP)、シロツメクサエキスを新たに組み込み、縦ジワの軽減や潤いの持続に寄与する設計となっている。
一方のリップカラー美容液は、ケア層とカラー層の2層構造を採用し、保湿力と発色を両立させた。展開色はローズブラウン、青みを含むピンク、ベージュ系からレッド系まで計6色をそろえ、自然な艶感を引き立てつつ、多様な嗜好やシーンに応える構成とした。いずれの製品も塗布時にナチュラルなはちみつの香りが広がり、機能性と感性的価値を兼ね備えている。
パッケージデザインも刷新され、はちみつのとろみや流れを想起させる揺らぎをモチーフにした造形を採用した。キャップやボトル底部に至るまで意匠性を高め、ブランドの世界観をより明確に打ち出している。
発売に先駆けて開催された新製品発表会では、ROAlív PRの平松諒子氏がロアリブのこれまでの歩みと共に、近況、そして新製品の特長について説明。また、20年前のハニーラスターの開発当時から商品開発に携わっている吹附由里子氏が登壇し、唇の荒れの原因を徹底解明したはちみつを配合したリップケアアイテムの誕生当時について語った。★
月刊『国際商業』2025年11月号掲載