スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーは、2024年に10年目を迎える時短コスメブランド「サボリーノ」のフェイスマスクをリニューアルし、同年1月22日から発売を開始する。コンセプトとロゴも刷新し、「朝用マスク」のパイオニアとして新たな一歩を踏み出す。
12月12日に都内で「サボリーノ」新製品発表会を開催。同社の大村和重カンパニーエグゼクティブプレジデントは「『サボリーノ』は世界45か国で出荷しており、朝用フェイスマスクのライフスタイルも根付いてきた。23年4月にテレビ番組で紹介したところ、40代から60代の方々の購入につながり、リピーターになっていただいた。幅広い人に知ってもらえば、まだまだチャンスはある。テレビCМやラジオとコラボレーションし、『サボリーノ』の第2章をつくっていきたい」と意気込みを語った。
同社商品開発本部の齊藤久美子ブランドマネージャーは「サボリーノ」の新コンセプト「がんばらなくても いいジブン」を発表。「単なる時短コスメを卒業し、『簡単に自分のキレイの水準に到達できること』をコアバリューとするブランドに生まれ変わる。愛用者の半分を占める30代と美容感度の高い層をターゲットとし、朝用マスクのよさを再アプローチしたい」と説明した。また、生活者への「寄り添い」や「前向きさ」を表現した新しいロゴも披露した。
新製品は「水密ヴェール処方」で水分密度の高い肌を持続。健康的な22歳の肌バランスを再現する「22AG」を配合するとともに、リンゴ酸、マンデル酸、グリシルグリシンにより洗浄効果を向上させた。さらにシュガースクワランなど、オーガニックやアップサイクル原料を採用し、持続可能な環境づくりにも取り組む。価格は従来品より100円アップする。
「サボリーノ」は15年4月にデビューし、朝用フェイスマスクの代表的なブランドとして累計出荷枚数9億枚(23年9月現在)を突破している。今回のプロモーション戦略では「マス向けの展開」をテーマの一つとし、全国業態を問わず発売を開始。「史上最大規模のマーケティングコストを投下し、ブランドとして初めてのテレビCМも放映する。BCLの看板商品として多角的なアプローチを仕掛ける」(同社マーケティング本部の御殿谷りえPRマネージャー)。
サッカー界で活躍し、タレントとしても活動する本並健治、丸山桂里奈夫妻をゲストに迎えたトークセッションも実施。「サボリーノ」のよさについては、「家事の合間やメイクの前に手軽に使える。すごく浸透するので、ファンデーションが浮かずにしっとりする」(丸山)、「朝起きてすぐに使えるので、男性にもおすすめ」(本並)と語り、会場を盛り上げた。