ライオンは、乾燥肌治療薬ブランド「フェルゼア」から、“顔などの乾燥”を考えた「フェルゼアプレミアム」シリーズを、9月8日に全国で発売する。

ラインアップは、保湿する泡タイプの薬用化粧水「フェルゼアプレミアム 薬用泡の化粧水」(医薬部外品・80グラム・1680円〈希望小売価格・税抜、以下同〉、外部刺激から守り保湿するクリームタイプの治療薬「同 HPクリーム」(第2類医薬品・30グラム・1280円)、目元・口周りなどの乾燥にしっかり密着して保湿する濃厚バームタイプの治療薬「同 HPバーム」(第2類医薬品・10グラム・980円)の全3品をラインアップする。

左から「フェルゼアプレミアム 薬用泡の化粧水」「フェルゼアプレミアム HPクリーム」「フェルゼアプレミアム HPバーム」

全品、医薬品生まれの優れた保湿成分“ヘパリン類似物質”を配合しており、肌の保水力を引き出す、メディカル発想の“ヘパリンスキンケア”シリーズとなっている。肌のうるおい機能を再生する“ヘパリン類似物質”で乾燥肌を改善できる医薬品の「クリーム」「バーム」と、デイリーに使える医薬部外品の「泡の化粧水」のラインアップで“ヘパリンスキンケア”を提案する。

ライオンが実施した、20~40代の女性を対象に行った調査の結果、43%は「顔」の乾燥を感じており、特に20代後半~30代後半にかけて「肌の構造自体が崩れてきた」「今までのスキンケアでは通用しなくなった」という肌自体の変化を感じる割合が年齢と共に増えていくことが分かった。また、マスク生活の長期化などにより自身の肌に対する意識が変化し、特に顔への意識が高まっているという。

そのような状況下において、ライオンは、ОTC皮膚薬の乾燥カテゴリー市場の成長をけん引し、保湿効果の高い成分として認知も高まっている“ヘパリン類似物質”を配合した「フェルゼアプレミアム」シリーズを立ち上げるに至った。ヘパリン類似物質は、乾燥肌の治療成分として長年使用され、肌の保水力を高めることができる。長年医薬品として使用されてきた成分を「顔の肌」を考えたシリーズに配合することで、メディカル発想の“ヘパリンスキンケア”を実現する。