3月18日、化粧品業界の推進団体「コスメティック・ヴァレー」が感覚に特化した講演会を開催した。「センソリー(SENSORY:「感覚的」の意)」という名称で、2007年から不定期に開催しており、今年は4回目となる。化粧品業界が感覚についての知識を深め、研究開発に役立てることができるよう、考古学者など異分野のエキスパートも招へいした。

肌につける化粧品は視覚(見た目)、触覚(肌につけた時の感覚)、嗅覚(香り)を通して消費者の感情に訴え、満足感、心地よさ、幸福感を与える。そのため感覚と、それが引き起こす感情の研究は化粧品業界にとって重要だ。

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