化粧品・日用品企業に求められる取り組みとは一体なにか。6月は性の多様性を考える「LGBTQ+強化月間」だ。日本では、それに先だって4月24日~5月5日の12日間、「東京レインボープライド2021」(TRP2021)が開催された。
コロナ禍前の2019年までは代々木公園で大規模なリアルイベントを行っていたが、20年に続き21年もまたオンラインのみでの開催となった。イベント自体はオフライン同様の盛況ぶりで、特に、4月24、25日に実施したオンライントークライブには、約160万人が参加し、SNS上では、TRPの指定したタグと共に両日約4100件の投稿が寄せられた。TRPの共同代表理事の杉山文野氏・山田なつみ氏は、「オンライン開催だからこそ、テーマについて『みんなで考え、共有する』ということができましたし、海外や地方在住、またカミングアウトしていないなどの事情で参加しにくかったさまざまな方に参加いただくこともできました」とTRP2021を振り返る。今年の協賛企業には、P&Gジャパン、ジョンソン・エンド・ジョンソン、キールズなど、化粧品・日用品業界の企業も名を連ねた。
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