牛乳石鹸共進社は、ビームスが日本の魅力を発信するBEAMS JAPAN(ビームスジャパン)とのコラボレーションで、銭湯の素晴らしさを伝えるイベント「銭湯のススメ。2021」を開催する。

2019年1月に実施しグッドデザイン賞を受賞した人気企画の第二弾となる今回は、漫画家・文筆家ヤマザキマリさんの描き下ろしによる銭湯絵と、銭湯を楽しむ様々な企画を通して、スポーツとの組み合わせで一層引き立つ銭湯の良さを発信する。

東京・東上野の銭湯「寿湯」では4月23日から銭湯のペンキ絵が披露され、BEAMS JAPAN各店では「良い風呂の日」である4月26日からポップアップショップを開設する。

「寿湯」では、ヤマザキマリさんの銭湯のペンキ絵が浴室内の壁に描かれ、ヤマザキマリさんがイベントタイトル「銭湯のススメ。」を手書きした文字をプリントした暖簾がかけられる。銭湯絵掲出期間は4月23日〜9月15日(予定)、暖簾掲出期間は4月23日〜5月25日だ。

また、BEAMS JAPAN各店(新宿、渋谷、京都)とBEAMS STREET UMEDA(大阪・梅田)の特設コーナーおよびBEAMS公式オンラインショップで「銭湯のススメ。2021」関連グッズを販売する。販売グッズは以下の通り。

BEAMSカラーにした特別パッケージの牛乳石鹼「カウブランド橙箱」(407円)、ヤマザキマリさんの手書き文字をプリントしたコットンTシャツ(3850円)、スポーツ競技6種(車いすバスケ/ボルダリング/やり投げ/サーフィン/柔道/バレーボール)のイラストをプリントした速乾Tシャツ(各3850円)、スポーツ競技6種のイラストをプリントした速乾手ぬぐい(各2200円)、ギリシャ文字などで描いた牛乳石鹼のパッケージをプリントした巾着袋(2色・各1980円)、ギリシャ文字などで描いた牛乳石鹼のパッケージをプリントしたジップケース(1100円)、ギリシャ文字などで描いた牛乳石鹼のパッケージをプリントした折りたたみの湯桶(1760円)。

銭湯は、日々の疲れを癒やし、心身を健やかにする場所であると同時に、古くから地域の社交の場として親しまれてきた。生活様式の変化と共に利用者が減り銭湯も少なくなったが、現代においても、心と身体のウェルネスを意識する若い世代のアクティブなライフスタイルに、その文化的価値は受け継がれている。

「銭湯のススメ。2021」では、そんな生き生きとした現代の銭湯の姿を広く紹介するために、スポーツと銭湯のマッチングで、運動に励み、応援し、心身を労り、人とつながることでまた活力が生まれるエネルギーの連鎖を、ヤマザキマリさんの銭湯絵をはじめ、銭湯を楽しむ様々な企画や、銭湯グッズ、アパレル雑貨など様々なコンテンツで盛り上げる。銭湯のペンキ絵用に書き下ろしたヤマザキマリさんのイラストを、寿湯の浴室の壁に描くのは、前回に続いて銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんだ。

ヤマザキマリさんは、「銭湯のススメ。2021」の開催にあたり以下のようにコメントした。

「古代から、運動と入浴は心身を健やかに保つために、人間にとって必要不可欠なものでした。日々わたしたちが社会の中で装着している様々な鎧兜を脱ぎ捨てることで、ただ生きている喜びを感じさせてくれる入浴の大切さは、今のようなパンデミックの状況下においてもしみじみ痛感させられるばかりです。古代ローマが一千年も続く歴史を築き上げてこれたその背景にも、どんなに辛く厳しい中でも心身のリセットを叶えるお風呂の力が影響していたことは間違いないと思います。運動もお風呂と同じく、どんな条件を背負った人間にも生きる喜びを表現するために与えられた素晴らしき可能性です。人生に余計な理由や負荷を課さず、シンプルかつ元気に過ごすことの大切さを表したいと思い、今回のBEAMS JAPANと牛乳石鹼の取り組みでは、運動とお風呂をテーマにしてみました」