花王は4月14日、公式ウェブサイトの「製品カタログ」(https://www.kao.com/jp/products/)を利用者視点で全面改訂したことを明らかにした。

デジタル化に伴い多様化する、お客の「製品を探す」「製品概要を確認する」といった購買行動に対応し、公式ウェブサイト内にある製品紹介ページ「製品カタログ」を3月より全面リニューアルした。これにより、花王の製品カタログに掲載されるすべての製品(2021年3月末現在、化粧品ブランド「エスト」を除く)の取扱店を、お客の位置情報を用いて検索できるようになった。

製品カタログページ

取扱店検索の機能(イメージ)

現在、花王生活者コミュニケーションセンターの消費者相談窓口に寄せられる相談のうち、製品の取扱店に関する問い合わせは最も多く、約1割を占めているという。しかし、案内できるのは、受付時間内に限られている。そこで、お客のニーズをよく知る生活者コミュニケーションセンターの知見をもとに、公式ウェブサイト内で最も訪問者の多い「製品カタログ」ページをリニューアルするに至った。

リニューアルにより、充実した商品情報が得られるほか、お客の位置情報に基づき、最寄りの取扱店を検索できる機能を導入。これにより、探している製品の取扱店情報を24時間365日、いつでも検索できるようになる。あわせて、リアル店舗とオンラインショップへのスマートな購買をサポート。今までよりも、スマートフォンやタブレットから利用しやすくなった。

今回、この取扱店検索機能に加え、「製品カタログ」ページを作成する新システムの導入により、お客のみならず販売店への製品情報の提供もスピーディに行なうことが可能になる。さらに、これまでページの更新にはさまざまな部門が関わり、情報の集約や確認工程が複雑化していたが、新たなシステムでは、必要情報が社内システムから自動連携されるため、掲載内容は充実しつつも、今までより速く、かつ効率的に情報を更新することが可能となる。