コーセーと製薬会社マルホとの合弁会社コーセーマルホファーマは11月6日、「Carté(カルテ)」ブランドの医薬部外品(4品目6品種、ノープリントプライス)の容器および箱等の外装に記載のシリーズ愛称を「カルテHD」に変更すると発表した。今回の対応は、シリーズ愛称の記載変更のみであり、製品の内容(品質・効能効果・処方・成分等)の変更はない。準備が整い次第、新しい表記の製品に切り替えていくという。
変更の背景にあるのは、東京都から変更前の愛称が「一般消費者がマルホが製造販売する医療用医薬品の効能・効果を有する製品と誤認する可能性がある」との指摘を受けたことだ。コーセーマルホファーマは、この指摘を厳粛に受け止め、一般消費者が当該の医療用医薬品との違いをしっかりと認識できるよう、万全を期し、容器および箱等の外装に記載のシリーズ愛称を「カルテHD」に変更する決断をした。