ブルーベル・ジャパンは、新たにフレグランスハウス「ボン パフューマー」を10月14日に発売。発売に先立ち、同ブランドの発表会を開催した。
ボン パフューマーは、今までのフレグランスから刷新し、オリジナリティあふれる香りを作りたいという創業者リュドヴィック・ボヌトン氏の思いに基づき、2016年に誕生。「フレグランスづくりの技術を再発見し、日常の中に詩的な息吹を吹き込みたい」「フレグランスに関連する職業や業界に伝わる職人技を継承し、フレグランスの起源やノウハウ、ものづくりの精神を守りたい」「ブランド名にふさわしい香りをつくりたい」といった前向きなフィロソフィーのもと設立された。
ボン パフューマー(フランス語で「素敵なパフューマー」の意)というブランド名が表すように、高い品質、透明性、完全性と、全てにおいて最高品質を追求するとともに、美を追究することで五感に訴えかける製品を生み出している。
香りだけでなく、フレグランスに関連する全てを、グラフィックや形、素材を通して表現。芸術的なフレグランスを生みだすために、最高の技術やノウハウを誇る全員の感性を重ね合わせながら、全体としての一貫性を追求するとともに、細部から全体の全てにおいて完璧であることを目指している。
また、サステナビリティの追求も共通目標だ。輸送距離をできる限り短くし、輸送の軽量化を図ることで地球環境に与える負荷を減らすことを追求。フレグランスボトルは、ノルマンディにある歴史的に最も有名な硝子メーカーの一つであるポシュデュクルヴァル社が製造している他、アウターボックスと段ボールはリサイクル紙や適正に管理された森林で採取された木を原料にしたものを使用するなど、徹底している。
香料についても、世界中の支援やサポートを必要としている地域で、持続可能な方法で栽培された天然の原料を使用。一つ一つが厳正な検査をクリアしたもので、妥協することない品質と安全性を追求している。ヴィーガンでクルエルティフリーなフレグランスであり、全成分を開示、また法定色素、パラベン、フタル酸エステル、ホルムアルデヒド、防腐剤、紫外線吸収剤を使用していない。
同ブランドは、香りのタイプと香料についてわかりやすい表記を心がけている。全10種類(日本は2020年発売時9種類)のフレグランスファミリーに分類し、各フレグランスには3桁の番号を記載。百の位はフレグランスファミリーを、下2桁はファミリーごとに発売した順番を表現している。また、各ラベルには三つのメインノートが記載されているため、簡単に好みの香料や香りを見つけることができる。
10月14日に発売するフレグランスは全13種。価格はそれぞれ15ミリリットル・3400円、30ミリリットル・5400円、100ミリリットル・1万1700円だ。