この数年、市場がインバウンド需要に狂乱するなか、ローカル顧客と堅実に関係を築き、成長を続けてきたゲラン。新型コロナの影響に翻弄された今年前半も、ハイラグジュアリーブランドの強みを発揮し、目覚ましい動きを見せている。

同ブランドでは、移動制限解除直前の6月16日に、そごう広島店を単独リニューアルオープン。同時期に館全体および化粧品フロアともに20%前後減という状態であったが、オープン一週間で前年比214%を記録。その後も順調に推移し、8月に入った途中経過も136%と絶好調だ。2021年から本格導入する新デザインをいち早く採り入れたトランジションバージョンのカウンターは、化粧品フロアの新たな顔として存在感を増している。主力のスキンケアはもちろん、タッチアップが行えず、テスターにもカバーが掛かった状況にもかかわらず、メイク・フレグランスも昨年の倍と大きく伸長した。

そごう広島店

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