ゲランがハイラグジュアリーブランドの底力を見せつけている。昨年は積極策で消費増税の波濤を超え、二桁に迫る成長をマークした。フランス本社では11月に新CEOが就任し、日本での攻勢を期した矢先、コロナショックが発生したが、2月の客数はインバウンドの減少にとどまっており、ブランドの強さと魅力を再認識させた格好だ。今年も新商材とヒーロープロダクツの二本柱での積極策を準備しており、仕掛けるタイミングを検討している。

2018年が105%、19年は109%とゲランは着実に日本での売上げを伸長させている。製品やブランドのポジショニングを明確化して、各年代や顧客ごとにうまく相乗効果を引き出す戦略が奏功している。

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