ファンケルは10月20日から、食事の糖や脂肪の吸収を抑え、脂肪の代謝を助け消費しやすくする機能性表示食品「大人のカロリミット」(30回分・2800円〈税込〉)を通信販売と直営店舗でリニューアルして発売する。同製品は2014年6月の発売以来、1400万個以上販売するヒット製品だ。

今回のリニューアルでは、大きく三つの改良を行った。一つ目は、20年3月にリニューアルした「カロリミット」と同様に「桑の葉イミノシュガー」と「キトサン」「茶花サポニン」の三つの成分を厳選して配合したこと。この成分の組み合わせで「食事の糖や脂肪の吸収を抑える」ことが期待でき、組み合わせに関する特許も取得している。なお、今回新しく配合した「茶花サポニン」は、茶の花のつぼみに多く含まれ、脂肪の吸収阻害に関する高い機能を持つ同社こだわりの成分だ。

二つ目は、12週間の継続摂取により、「BMIが高めの方の腹部の脂肪を減らす」機能を確認したこと。新たに機能性に関する研究論文を集め、総合的に検証する研究レビューを実施し、同製品に配合している「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」が“脂肪の代謝を助け消費しやすくする”ことに加え、“BMIが高めの人の腹部の脂肪を減らす機能”があることを確認した。このことにより、「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」12ミリグラム(製品の摂取1回分量)を、12週間継続して摂取することで、腹部の脂肪を減らすことが期待できるようになった。

三つ目は、より飲みやすさを考慮し、成分を厳選したうえで、同社の製剤技術により1回の摂取目安量を4粒から3粒に削減したことだ。また、「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」の成分研究の結果、従来1日4粒までの摂取目安量が、1回3粒で1日1~3回までの摂取が可能となり、自身の食事内容や目標に合わせて、摂り方の幅が広がり、より積極的に毎食ケアをしたい人や代謝が気になる人の期待に応えられる製品に進化した。

同製品は、「カロリミット」ブランドの最高峰として、食事の糖や脂肪だけでなく、代謝も気になる大人世代の女性を中心に販売していく考えだ。