いわゆる三密業種である理美容業は、今回のコロナウイルス感染拡大で、営業自粛など大きなダメージを被った。自粛中のサロンの動きで目立ったのが、顧客相手のEC需要だ。〝STAY HOME〟を守った人がヘアケア関連品を購入したという話だけではないが、ネットで買い物をする消費者が増えたのは間違いない。
アナログの業種である理美容業は、オンライン化が遅れている。それが顕著に出たのが、予約システムの導入の遅れで、仕組みについてのリテラシーの低さが仇となり、ホットペッパービューティーのような集客サイトの台頭を許した。ECについても、出遅れている印象は否めないが、その理由は二つある。一つは、前述と同じで、オンラインのシステム・仕組みについてのリテラシーが低い水準にあること。もう一つは、プロフェッショナル商品の〝特殊性〟だ。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。
