ファンケルは4月から、全国に展開する直営店舗スタッフの制服を一新する。同社は1980年の創業以来、美と健康に関する価値提供に取り組み、今年で創業40周年を迎えた。直営店舗は1995年から展開を開始し、化粧品とサプリメントによる内外美容カウンセリングを強化した主軸の店舗「ファンケルショップ」を中心に、全国47都道府県に215店舗を展開している(2020年2月末時点)。

近年では、従来のショップスタイルの他に「ファンケル ビューティ&ヘルス」や「ファンケル ニューミー」など、 出店する商業施設のお客の特性に合わせた店づくりに取り組んでおり、こうした背景のなかで、40周年という節目の年に、各店舗の業態に適したオリジナルの制服に一新することとなった。

駅ビルから百貨店まで幅広く展開している主軸の店舗「ファンケルショップ」では、スタッフを“美と健康を体現する存在”とし、親しみやすさがありながらも上質感のある美しさを表現した制服デザインを採用した。

「ファンケルショップ」の制服

若年層向けにセルフコーナーを充実させた店舗「ファンケル ビューティ&ヘルス」では、ターゲット層である20~30代のファッションに敏感な世代を意識して、ワンピーススタイルを採用。店舗の内装カラーのベージュやグレージュに合う、チャコールグレーの色合いが目を引く。

「ファンケル ビューティ&ヘルス」

若年層とファミリー層向けで、体験・体感を重視した店舗「ファンケル ニューミー」では、ベースの配色にアースカラーを採用。どの年代からも親しまれるように、幅広い年代のお客が来店するショッピングセンターの店舗にマッチしたデザインとなっている。着用するエプロンのカラーはモスグリーンで、店装のカラーに合わせた色合いだ。

「ファンケル ニューミー」の制服