東急ハンズは3月2日、地球環境に配慮した持続可能な事業構築に向けた取り組みの一環として、今夏から包装資材を環境負荷の低減に配慮した素材に変更することを明らかにした。同社は、包装資材を変更することで、地球規模の課題である「プラスチックごみによる海洋汚染」に対応していく考えだ。

また、それに先駆け、4月からマイバッグ持参の呼びかけを強化し、お客とともに包装資材の使用量を減らす活動を行っていく。

現在、東急ハンズは、紙製のほかにポリエチレン製のショッピングバッグを採用しているが、地球環境への配慮から、今夏よりポリエチレン製を廃止し、紙製のショッピングバッグへの切り替えを実施。また、紙製ショッピングバッグでは対応できない大きな商品の包装には、再生可能な有機資源を活用したバイオマスプラスチック製のショッピングバッグを採用する予定だ。

なお4月から、マイバッグ持参のお客には、ハンズクラブポイント2ポイント(2円相当)を付与する取り組みも実施。お客にも、環境配慮への参加意識を持ってもらうことで好循環を生み出していく狙いだ。