毛髪・美容・健康のウェルネス産業のアデランスは、7月27~28日に、熊本市民会館・熊本市国際交流会館・熊本県医師会館にて開催された第37回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、アデランスがスポンサーシップをとるイブニングセミナーを共催した。会期中の7月27日にアデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学大学院医学系研究科皮膚・毛髪再生医学寄附講座特任教授の乾重樹氏が講演。別府ガーデンヒルクリニックくらた医院院長でアデランスのメディカルアドバイザーでもある倉田荘太郎氏が座長を務めた。

美容皮膚科は皮膚科領域の中でもとくに注目を集めている領域の一つで、日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間4号発刊。2500人に及ぶ学会会員同士はもちろん、関係諸機関とも密接な連携を取ることで、患者のQOLの向上につながるという視点で活動を続けている。第37回を迎える今回の学術大会は、「いつまでも美しく」をテーマに熊本県熊本市で開催され、アデランスが同学会に共催するのは3年連続となる。

講演の演題は「皮膚科分野におけるLight emitting diode (LED)の応用:アップデート」で、赤色LEDの育毛効果の可能性、エイジングとの関わりなどとともに、LED照射機器は低コスト、ポータブル性、低刺激性であることから、安全な皮膚科治療機器となることが期待されることについて語られた。