ライオンは、同社が保有する口臭に関する知見を活用して開発中の「口臭ケアサポートアプリ」を使用し、10月から約1ヶ月間、東急百貨店本店の協力を得て接客スタッフ50 名を対象に実証実験を実施する。
同アプリは、自分では気づきにくく 不安に思う口臭のリスクを、スマートフォンで確認できるものとして開発中。ユーザー自身が自分のスマートフォンにて舌を撮影すると、AIを活用して導き出したアルゴリズムによって舌の汚れの状態が分析され、口臭リスクとして表示される仕様だ。ライオンは、同アプリを活用することによって、身だしなみの一環としての「口臭ケア」を行い、お客との接客に自信を持ち、「おもてなし」をさらに高められるという仮説を検証することを目的として実証実験に取り組む。この実証実験の結果をもとに、インターフェースや機能を改善して、本アプリの実用化を目指す予定だ。
また、ライオンは10月16日~19日に幕張メッセにて開催される日本最大規模の総合展示会「CEATEC JAPAN 2018」に初出展し、同アプリのプロトタイプ版を実際に体験するデモンストレーションも行う。