国際評論家
謝 憲文(しゃ・けんぶん)
■サービス強化でCSの活性化を図る
資生堂の中国における2018年上期の売上高は、現地通貨ベースで前年比32.4%増の929億円、営業利益は前年比212.3%増の156億円となり、昨年に続く堅調な成長が継続した。その背景には、同社のプレステージブランドの高成長持続と一部のコスメティクスブランドの伸長などがある。そして新製品の積極的な投入、CSと呼ばれる化粧品専門店チャネルの強化およびSNS等を活用した販促など同社の中国市場浸透戦略の新たな展開も好業績の維持に貢献したと考えられる。
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