アンファーは、全国47都道府県の女性2350名を対象に、「自分自身がもっとも気にしている外見のケアを1つだけ選んでください」という設問で、外見のケアについて意識調査を実施した。
その結果、他の世代は「スキンケアを重視している」という回答が最も多かったのに対し、「バブル世代※1の女性が最も気にかけているのはヘアケア」であるということがわかった。
富士経済の発表によると、女性のスカルプケア市場は伸長し続けている。また、アンファーが提携している頭髪専門外来クリニックの患者数も10年連続で伸長しているという。
アンファーはこれらのデータから、「20代の頃、美しいロングヘアがアイコンだったバブル世代の女性は今、仕事や子育てがひと段落し、外出や人に会う機会が増えるタイミング。それゆえに美しい髪への想いが再燃し、ヘアケアを重視し始め、ヘアロスの対策をする人が多いのではないか」と分析している。
国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医であり、「ウィメンズヘルスクリニック東京」の浜中聡子院長は、本調査結果について「バブル期に20代を過ごした方々は見た目をケアすることで生活の質そのものが向上すると考えている方が多いのではないか」とコメントした。
毛髪は女性ホルモンの影響を受け、30代を境にハリ・コシが減少する傾向にある。40代になるとその傾向はさらに強くなり、外見に大きく影響するほどとなる。
アンファーは今後も、薄毛や頭髪の変化に悩む女性に寄り添った商品やサービスの提供を目指す。
※1 バブル世代 1987~1991年に新社会人になった女性と定義。2017年時点で48~52歳