ポーラ・オルビスホールディングスは、日本取引所グループ、東京証券取引所、日本経済新聞社が共同で 算出している「JPX 日経インデックス 400」の構成銘柄として選定された。

「JPX 日経インデックス 400」は、資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点等、グローバルな投資基準に求められる諸要件(3年平均 ROE、3年累積営業利益、選定基準日時点における時価総額)を満たした「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成されており、日本企業の魅力を内外にアピール するとともに、その持続的な企業価値向上を促し、株式市場の活性化を図ることを目的に開発された株価指数である。

ポーラ・オルビスホールディングスでは、2010年の上場時に20年までの長期ビジョンを掲げ、三つのステージ別に中期経営計画を策定し展開。国内ブランドでの安定成長を実現するとともに、海外ブランド展開および育成ブランド の成長を加速させ、美と健康分野におけるグローバル企業になることを目標としている。

また、事業面では、ビューティケア事業に経営資源を集中することで収益面での最大化を図る一方で、IR 面では積極的に株式市場との接点を増やすことで株主価値向上に取り組んできた。

結果、営業利益・ROE などの主要経営指標が大幅に改善、向上。時価総額は上場時から順調に高まり、今回の「JPX 日経インデックス 400」選定につながったと思われる。