マンダムは8月1日、大阪大学とクロス・アポイントメント制度に関する協定を締結した。

経済産業省 HPによると、同制度は、研究者等が大学、公的研究機関、企業の中で二つ以上の機関に雇用されつつ、一定のエフォート管理の下で、それぞれの機関における役割に応じて研究・開発及び教育に従事することを可能にするもの。今回のマンダムと大阪大学の協定は、大学と企業の共創を主眼として 継続的かつ多面的な連携をさらに推進することを目的としている。

この協定において、マンダム基盤研究所ライフサイエンス研究室に所属する女性社員 1 名が、マンダ ムでは『再生医療技術等の先端技術を用いた、化粧品の有効な成分探索のための評価方法の構築』 の業務に従事する一方、大阪大学大学院薬学研究科にも所属し、特任助教(常勤)として「先端化粧品 科学(マンダム)共同研究講座」において『海外教員との国際共同研究及び当該研究を通して学生へ の研究指導』の業務に従事する。

マンダムは 、2027 年の創業 100 周年におけるありたい姿を「総合化粧品ではなく唯一無二の強み を持った化粧品会社」とした VISION2027 を具現化すべく、多彩な人材が働きがいを持って活躍できる会社を目指しダイバーシティを推進している。

マンダムの女性研究者は、アカデミックな立場で研究に取り組むことができるためモチベーション の向上と視野拡大につながり、異分野での研究者との交流が盛んになることで研究の発展が加速すると考えられる。