資生堂は、脳科学研究により、愛用している化粧品に対する脳活動と、家族や恋人などの大切なパートナーに対する脳活動との間に共通性を見出した(首都大学東京との共同研究)。

使い始めたばかりの化粧品に対する脳活動は恋愛初期の相手に対する脳活動と、何度もリピート購入している化粧品に対する脳活動は、より長期的な愛情関係にある相手に対する脳活動と共通性があることを確認。このような「モノ」に対する気持ちの変化をfMRI(functional magnetic resonance imaging・機能的磁気共鳴画像法)を用いた脳科学の手法で解明したのは初めてである。

なお本研究は第43回日本香粧品学会で発表した。