――グローバルビューティーカンパニーへの進捗度はどのあたりでしょう。

魚谷 スタートラインに立ったところですね。でも考えてみると、資生堂がスタートラインに立ったのは、多分、福原(義春名誉会長)さんの時代。ご本人からニューヨークに駐在されていた頃の苦労話を伺いましたが、海外を早くから見ていた日本企業であることは間違いない。現地法人を作ったり、日本と海外の文化を融合するなど、積極的に取り組んできた。私はそれらをベースに、もう一歩踏み出す作業をしているだけだと思います。より現地の組織や人材に委ねる権限委譲を行い、責任も持ってもらう。地域本社というマトリクス型組織を作りました。

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