ツルハホールディングス(ツルハHD)は10月21日、新プライベートブランド「からだとくらしに+1(プラスワン)」を開発し、順次店頭に投入していくことを明らかにした。ツルハホールディングスとウエルシアホールディングスの経営統合による規模の拡大とノウハウの統合を顧客にとって目に見える価値へと変換し、経済性と高品質を両立させた新ブランド「プラスワン」を軸に、生活者の日常に寄り添っていく。
同日、ツルハHDはブランド戦略発表会を開催。冒頭、ツルハHDの鶴羽順社長が経営統合の背景とグループが目指す姿について説明した。統合により国内店舗数は5600店舗を超え、売上高は約2兆4000億円、従業員数は11万人規模に達する。グループの規模拡大に伴い、従来の調達機能や店舗網の効率化にとどまらず、顧客の人生そのものに寄り添う「ライフストア」という新ビジョンを提示した。出産や子育て、介護など生活のあらゆる場面や、元気な時だけでなく不調を感じる時にも対応できる存在を目指す。さらに、薬や化粧品の提供にとどまらず、毎日の食卓に必要な食品までをワンストップで揃えられる「ドラッグ&フード」の店舗作りを強力に推進し、利便性の向上を図る。
続いて同社グループ営業・商品管掌兼グループ調剤運営部門担当調剤運営本部長兼ウエルシアホールディング管掌の桐澤英明取締役執行役員が「プラスワン」の位置付けと展開戦略を示した。これまでツルハが展開してきた「くらしリズム」や、ウエルシアの「からだウエルシア」「くらしウエルシア」といった既存PBの知見を結集し、グループ共通の旗印となる象徴ブランドとして「プラスワン」に一本化する。規模拡大と調達力強化を生かし、物価高が続く中での家計負担を軽減する経済的メリットを提供する一方で、両社の商品開発力や専門人材、品質管理の知見を結集し、明確な付加価値を持たせる。
ブランドアイコンは、「ツルハの赤とウエルシアの青を使うことで両社の融合と信頼・健康への想いを表現」(桐澤取締役)した。
展開カテゴリーはヘルスケア、ビューティー、ホーム、食品の4分野で、それぞれの特徴に応じ、メディカル、サポート、テーブル、スタイル、ビューティー、プライスの六つの開発コンセプトを軸に商品化を進め、ツルハウエルシアグループの各店に加え、2026年10月からはイオングループ各社での一部医薬品の展開を進める。29年2月期までにイオングループのPB売上構成比15%を目指す方針だ。
商品開発における具体的な取り組みでは、既存PBからの切り替えに加え、独自の発想による新商品を順次追加し、26年11月時点で約100SKUの展開を予定。その一例として、27年2月発売予定のサプリメント「グルテナ」を披露した。
























