再生医療を巡る新たな規制の検討が進んでいる。美容分野も議論の対象となっており、「エクソソーム」を含む細胞外小胞や細胞培養上清の扱いが焦点の一つだ。医療だけでなく化粧品にも利用が広がり、大手企業などでも取り組みが始まっている。一方、市場では品質や価格に大きな幅があり、販売ルートも多岐にわたる。規制や品質管理のあり方によっては化粧品市場にも影響が及ぶ可能性があり、議論の行方が注目される。

厚生労働省は現在、再生医療等安全性確保法の見直しを進めている。背景には、美容やがん治療などの自由診療で、妥当性が明確でない再生医療の増加や、安全性が十分に担保されない医療による健康被害が生じていることがある。国民が判断するための情報も乏しく、再生医療そのものへの信用や信頼が損なわれるリスクが顕在化しているとの問題意識だ。

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