フランス発のフレグランスブランド「LE COUVENT MAISON DE PARFUM(ル クヴォン メゾン ド パルファム)」を展開するさくらは、新たなフレグランスのセレクトショップ「CLÉ SIESTE(クレ シエスタ)」を立ち上げた。9月8日から新たに四つのフレグランスブランドの日本総代理店として国内展開を開始した。
クレ シエスタが掲げるテーマは、「日常を離れ、自分だけのひとときを」。名称はフランス語で「鍵」を意味する「CLÉ(クレ)」と、「休息・ひと休み」を意味する「SIESTE(シエスタ)」を組み合わせた。香りとの出会いや、香りとともに過ごす時間を楽しめる〝香りの隠れ家〟のような存在を目指し、商品だけでなく、それぞれのブランドが持つ物語や情景まで伝えていく。まずは公式オンラインショップを起点に展開する。
同社はこれまで、ジャン=クロード・エレナが創作・監修する「ル クヴォン メゾン ド パルファム」の日本総代理店を務めてきた。その販売を通じて、より多くの人に香りを楽しむ機会を提供したいとの思いを強め、「単に商品を販売するだけではなく、香りを通じて休息や心地よい時間を提供する新たな枠組みとしてクレ シエスタを立ち上げた」(同社担当者)。
既存のル クヴォン メゾン ド パルファムでは、「ボタニカル」「リマーカブル」「シグネチャー」など複数のコレクションを展開しているが、9月30日には、旅から着想を得る「リマーカブル」シリーズから新作「FUULI(フーリ)」を発売。中国の峡谷を舞台にした情景を着想源とし、グリーンマンダリンなどを用いた爽やかな香調に仕上げた。
新たに取り扱う「PREMIÈRE NOTE(プルミエ ノート)」は、「Compass Rose(コンパスローズ)」をコンセプトに、世界各地の風景やそこで育まれる天然香料を香りで表現するフランス発のブランド。偏西風やサハラから吹く風、南フランスの北風などをモチーフに、土地と香料を結び付けた香りの旅を提案する。
さらに、日本初上陸となる「LA MANUFACTURE PARFUMS(ラ マニュファクチュール パルファム)」は、建築と香りを融合させたフレグランスメゾン。創業者が歴史的建造物を訪れた際に感じた空気や記憶を香りに落とし込み、フランスの建築物から着想を得る「ESSENCE」、世界各地の建築を題材にする「OPUS」などを展開する。
「LES NÉRÉIDES(レ ネレイド)」も日本初上陸ブランドの一つ。1980年にフランス・リビエラで誕生し、愛や家族、詩的なストーリーを背景に、華やかで遊び心のある世界観を表現する。フローラル系の華やかな香りに加え、パチュリやインセンスを用いた奥行きのある香りなど、多彩なラインアップをそろえる。
「Kaloo(カルー)」は、フランス発のキッズ&ベビーブランドから生まれたフレグランス。アルコールフリー処方を採用し、赤ちゃんのデリケートな肌にも配慮した。軽やかなフローラル系を中心に展開し、子どもだけでなく、強い香りを避けたい大人にも提案する。ぬいぐるみを組み合わせた愛らしいパッケージも特徴となっている。★
月刊『国際商業』2026年11月号掲載





















