BASFは、エピジェネティクス研究を応用した化粧品原料「Floragenist Rose」と「Floragenist Blossom」を開発した。モロッコ産ダマスクローズとビターオレンジの花を原料とし、ココナッツウォーターを天然溶媒に用いる独自抽出技術「AquaGenesis」を採用。植物中の有用成分を穏やかに抽出しながら、フラボノイド濃度を高めた。Floragenist Roseを0.4%配合した臨床試験では、プラセボ群に比べ肌の輝きが2.7倍となり、赤みが22%低下した。Floragenist Blossomでは、0.1%配合製剤を28日間使用した後に強い洗浄刺激を与えたところ、経表皮水分蒸散量(TEWL)の変動がプラセボより52%低かった。植物抽出技術とエピジェネティクスを組み合わせた原料研究として注目される。★

月刊『国際商業』2026年11月号掲載