コティジャパンは、「グッチ ビューティ」「バーバリー ビューティ」「クロエ」「ジル サンダー」「カルバン クライン」「ヒューゴ ボス」「マーク ジェイコブス」「アディダス」の全8ブランドのフレグランスを展開する新製品発表会を開催した。会場では各ブランドごとに異なる世界観が構築され、香りそのものだけでなく、その背景にある物語や感情を体現する空間演出がなされていた。
クロエは、創設者ギャビー・アギョンの思想に立ち返り、自由で感覚的な美学を軸に据えた香水を展開。2026年上期の新作は、まず1月発売の「クロエ ル パルファム」。ブランドの象徴であるローズにオレンジブロッサムを重ね、さらにトンカビーンズやバニラを組み合わせることで、従来よりも深みとセンシュアリティを強めた構成となっている。自由でしなやかな女性像というブランドの核を維持しながら、より力強い表現へと進化させた点が特徴だ。
また、〈アトリエ デ フルール〉コレクションからは、5月に、地中海の自然や光に着想を得た「メディテラニアン エッセンス」コレクションが登場。南仏の風景や空気感を香りで再現する。
グッチ ビューティからはハイプレミアムの「ザ アルケミスト ガーデン」の新作「ムスキオ ミネラリス」「ムスキオ ディ ルーチェ」「ローザ スブリーメ」「ローザ インカンデシェンテ」の4種のオードパルファムを展示。また、6月に発売する「グッチ ブルーム アンブロシア ドォーロ」も会場にてお披露目。マスターパフューマーであるアルベルト・モリヤスが表現するホワイトブーケの香りを紹介した。
バーバリー ビューティは、3月に発売した、ロンドンの空や都市の躍動感を背景に据えた「バーバリー ハー パルファム」を中心に展開。チェリーやアンバー、バニラが重なるグルマン調の香りは、個の自由や自己表現を象徴するストーリーと結びつき、ブランドの現代的な女性像を強く打ち出した。
このほか、アディダスは〝ムードを高める香り〟というコンセプトのもと、気分やシーンに応じて選ぶフレグランス「Vibes(バイブス)」から新たに「Wonder Force」「Smooth Pace」を発売。同シリーズからは、新たに3月にヘア&ボディミスト3品も発売する。
また、カルバン クラインも同様に、3月にヘア&ボディパフュームミスト4品を展開するほか、マーク ジェイコブスは同月にアーティスト村上隆とのコラボによる限定コレクションを展開。ブランドごとに多様な新商品を紹介する空間となっていた。★
月刊『国際商業』2026年05月号掲載



























