理美容メーカーの業界再編が本格化しつつある。2025年12月15日、アリミノはリアル化学の全株式を取得。事業承継先を探していたリアル化学に対し、その強みを生かせる同業企業が名乗りを上げた形であり、事業承継の観点から一定の理解を示す声が業界内で聞かれた。だが、今回の買収は、人口減少とメーカー過多という構造問題が背景にあり、業界再編を巡る各社の思惑が、静かに交差し始めている。
リアル化学は、染毛剤、パーマネントウエーブ剤、シャンプー、トリートメントなど、頭髪用化粧品全般の研究開発・製造・販売を手がけるメーカーである。国内市場に加え、台湾、韓国、香港、シンガポール、ミャンマー、北米(ニューヨーク)など海外にも展開してきた点が強みとされる。業界関係者からは「リアル化学はパーマネントウエーブ剤が得意で、海外販路にも強みがある。今回の買収は、リアル化学にとってもアリミノにとっても前向きな選択だったのではないか」との声も上がる。アリミノも、リアル化学が培ってきたブランド、独自技術、顧客基盤を高く評価し、グループとして運営することで相互に成長できると判断したとしている。
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